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『いてふ会』熊本市立必由館高等学校(旧熊本市立高等学校)同窓会


2005年02月21日

「男子委員会」発足

Produced by : 男子委員長 岡本道夫

 今や男子卒業生の数は4回生(S.27年卒)からの10年間と28回生(S.51年卒)以降の毎年約100名の卒業生で全体の一割近くになった。この共学の定着をふまえ、14年度のいてふ会総会で男子委員会の設置が決った。

 これを受け、緒方宏一氏(現、必由館高校職員、28回卒)を中心に準備が進められ、平成15年正月に準備会総会が開かれた。

 平成15年5月25日第一回男子委員会総会が開かれ、男子委員会の正式発足となった。会則の一部抜粋は下記の通りであり、いてふ会常設委員会内に置かれることとなった。

 さて、本委員会発足直後早速出番が到来した。皆さんに沢山のご寄付を頂いた野球部の甲子園出場である。活動態勢も整っていないのにこんなに早くと、嬉い悲鳴を上げたくなるほどのタイミングのよさであった。勿論、いてふ会挙げての総動員の取り組みであったが、普段には見られない男子会員の活躍が目立つた。

 今後は独自活動もさることながら、男子復活の28回生以降がいてふ会役員の主役になる頃には当然この男子委員会も不要になる。本体のいてふ会全体の指揮を執らなければならない。その為にも今からいてふ会全体にとけ込んだ活動が必要であろう。

「男子委員会」会則(抜粋)

  1. 目的
    1. 男子同窓生の意見を反映し、いてふ会の活動をより充実したものにする。
    2. 実社会で活躍する男子同窓生の、いてふ会の活動、並びに、母校必由館高校の教育活動への積極的な参加を促す。
    3. いてふ会の重要行事(創立記念行事や大同窓会)、全国的活躍のある部活動等について、男子同窓生の理解と協力を促す。
  2. 組織
    1. 本委員会は、いてふ会常設委員会内に置く。
    2. 本委員会は、いてふ会会員男子より構成し、委員長、顧問団、各学年ブロック、事務局を組織する。
    3. 各学年ブロックにおいては、ブロック長、及び、学年委員長を選出する。
    4. 事務局は、委員長、ブロック長、及び、事務局員で構成する。

必由館一期生卒業

Produced by : 教頭 渡部康夫

 いてふ会の皆様いかがお過ごしでしょうか。昨年度の本校野球部甲子園初出場に伴うご支援・ご協力誠に有り難うございました。いてふ会の組織力にただただ感謝あるのみです。本校はその原動力を得て、今春の必由館一期生が学業に、芸術に、スポーツにすばらしい実績を残し卒業しました。学業面においては、すべてのコースからその特性を活かし、熊大、熊本県立大、筑波大、東京外大、東京芸大、埼玉大、福岡教育大、佐賀大、大分大、琉球大、愛知県立芸大、沖縄県立芸大、高知女子大等の国公立大学に合格者を出しました。すばらしい頑張りだと思います。また、各コースもそれぞれ特徴ある活動をしています。国際コースは、交換留学生制度を活用し、中国・ドイツ・アメリカに留学生が派遣されていますし、本校にも留学生が来ています。常に生の英語と接する機会があり、阿蘇国内語学研修、オーストラリア海外研修等も実施し世界的な視野で活躍できる生徒を育成しています。芸術コースは音楽系、美術系、書道系共にそれぞれ専門性を活かし、音楽系は公開テスト・演奏会を学期毎に実施し、美術系・書道系は共同で卒業制作展を実施しています。また、各種大会・展覧会に参加し数々の大賞を獲得しています。服飾デザインコースは、最新のアパレルCG・CADを駆使し配色やファッションデザインなどを学んでいますし、全国ファッション甲子園やきもの装い世界大会に出場し準優勝するなど活躍しています。スポーツでは、野球・バレーボール・陸上・ハンドボールなど県下大会で常に上位入賞するなど頑張っています。今学校全体に活気が溢れ一人一人が少しずつ自分の役割を意識し始めているところです。益々楽しみな必由館高校です。

Tags: 寄稿

校舎増改築第一期工事

Produced by : 教頭 渡部康夫

 平成15年11月19日に起工式を行い、平成16年度末に第一期工事が竣工します。屋上にプールを併設した威風堂々の5階(一部6階)建てのすばらしい校舎です。旧校舎が無くなるのは忍びないかもしれませんが、新生必由館の姿をぜひご覧ください。

Tags: 寄稿

新生必由館高校づくり

Produced by : 校長 加藤 修

 必由館高校の校長として御縁をいただいてやがて二年になりますが、この間多くの皆様の心温まる御支援と御協力のもとで充実した日々を過しております。中でも、生徒の活躍を一途に願い、一所懸命に支えていただいております「いてふ会」の会員の皆様には衷心よりお礼を申し上げます。特に、平成十五年夏の野球部甲子園出場の際には、物心両面で一方ならぬ御尽力を賜り、言葉では言い尽くせない位、感謝の気持ちで一杯であります。

 御案内のように、本校は、九十周年の大きな節目に校名の変更と同時に学科改編を行ってコース制を導入し、普通化の更なる活性化とコースの特色を生かした教育の充実を目標に「新生必由館高校づくり」がスタートしました。以来四年、全ての教育活動が目標達成に収斂するよう、生徒・保護者・職員が三者一体となってこれまで歩んできました。おかげで生徒の意識や動きに変化が見え、新しい自分を発見して意欲的に行動する生徒が増えてきていることを、校長としても嬉しく、頼もしく思っています。

 私は、機会あるごとに生徒に自分の力と可能性を信じ、最後まであきらめずにひたむきに努力を積み重ねること、学校と先生方の指導を信頼して素直な心でついていくことが、目標達成の鍵であると話しています。また、「やればできる、伸ばせば伸びる」の思いで何事にも全力投球することが、必由館生としての自覚と誇りを植え付けることになると信じて生徒を激励しています。

 生徒は、その期待に応えて自分の誇れるものに果敢に挑戦し、持てる力と特性を十分に発揮して見事な成果をあげています。それはスポーツ・文化活動の上位入賞からコースの特色ある取組及び国公立大学の合格まで幅広い分野に亘っています。限られた三年間の中で自己実現を図るために確かな目標を見定めてトータルな学習活動や部活動を展開したことが、実を結んだと思っています。

 このように、生徒は、「新生必由館高校」を一歩一歩着実に前進させるべく頑張っております。先生方も「後生畏るべし」という言葉を固く信じて、「生徒のために」力の限りを尽くしていただいておりますので、今後も会員の皆様の力強い御指導・御鞭撻をお願い致します。

Tags: 寄稿

活躍する母校と同窓会

Produced by : いてふ会会長 正木紘子

 昨年度、母校野球部の甲子園初出場に際し、皆様方より多大なるご支援を賜り、心より厚く御礼申し上げます。尚、その際お一人お一人への御礼状を欠きました事、おゆるし下さいませ。

さて、校名が熊本市立必由館高等学校と改名されて、やがて四年になります。日頃耳にし目にする母校は、快活で爽やかな様子を伺わせています。又、先生方の熱いご指導により、部活動、進学、就職と目覚しい成績を挙げる事が出来て真に嬉しいかぎりです。

懐かしい校舎も、四十年余りを経て現在改築中、屋上にプール、との事で完成が楽しみです。新校舎とともに、母校が更なる発展を遂げられます事を心より願っています。

いてふ会も、先輩諸氏のご指導ご協力のもと、「男子委員会」の発足をはじめ恒例となった「ひのくに校歌祭」出場や、コーラス、フラダンス、手芸、華道の「サークル活動」が盛んです。その交わりを通して、同窓生の方々の素晴らしい人間性に触れ校風の良さをしみじみと感じています。又、東京、関西、福岡の各支部もそれぞれに活動され、いてふ会を支えて頂いており有難く思います。

来る母校創立九十五周年記念大同窓会(平成十八年秋)では、皆様方のご出席を心よりお待ち申し上げます。